RootPro CAD バージョン情報

2007/09/20

バージョン 3.00 を公開。従来の製品「DJ!!」からの主な変更点は以下の通りです。
このほかにも、さまざまな機能強化、改良を行っています。

機能追加

ビューコントローラー機能
  • 表示範囲や倍率を図面のプレビューを見ながら簡単に変えられる「ビューコントローラー」ウィンドウを追加しました。表示範囲を記憶させたり、記憶させた範囲に瞬時に切り替えることも可能です。

部分図
  • 同じ部分図を同じ用紙に異なるスケールや、角度、範囲で配置できるようになりました。
  • 同じ部分図を複数の用紙に配置できるようになりました。

コマンドの追加
  • 長さ、平行、角度、円弧の各寸法図形を、直列、並列、累進寸法として描くコマンドをそれぞれ追加しました。
  • 幾何公差コマンドの追加しました。
  • 「C 面取り引き出し線」コマンドを追加しました。
  • 連続線分コマンドを追加しました。

作図設定 (単位表記機能)
  • 作図設定により、コマンドパラメータや、プロパティウィンドウのパラメーター、ダイアログボックス上の数値に対して、単位表記タイプ(長さ:十進数、インチ、指数、分数。角度:十進数、度分秒、ラジアン、グラード)と表示桁精度を変えられるようにしました。

作図原点
  • 作図原点の指定ができるようにしました。

改良点

レイヤ
  • 「Ctrl」+「Shift」を押しながら選択すると、その図形のレイヤにカレントレイヤを切り替えることができるようになりました。
  • 図形を右クリックしたときに表示するポップアップメニューに「図形のレイヤをカレントに設定」コマンドを追加しました。

選択
  • 範囲の完全選択、部分選択の設定を、ツールバーや右クリックメニューから切り替えられるようにしました。
  • 図形を選択したとき、その選択した数をステータスバーに表示するようにしました。
  • 「条件選択設定」と「選択図形の絞込み」で、図形の属性による選択や絞込みができるようにしました。

メニュー
  • 挿入メニューを削除し、作図部品、イメージ、オブジェクトの各コマンドを図形メニューへ、部分図は設定メニューへ移動しました。
  • コマンド名変更によるメニューの変更をしました。

作図
  • 縦横異スケールの場合は、文字も縦横方向のスケールが反映されて、文字の縦横比率が変わるようにしました。
  • 連続線など点列を入力する作図コマンドを実行中は、右クリックで「パラメータの入力完了」が選べるようにしました。

引き出し線コマンド
  • 矢印タイプに「黒データム」と「白データム」を追加しました。
  • 「文字の指定」パラメータを増やし、点や図形を指定することで、座標や図形の長さ、角度を、引き出し線の文字として取得できるようにしました。
  • 引き出し線の点列を、2点、3点で指定するだけのパラメータを追加しました。

寸法コマンド
  • 設定ダイアログボックスの自動ページにある「外側の寸法線長さを寸法値の位置に合わせて自動的に延長する」を削除し、代わりに寸法ページに「寸法値の位置に合わせて延長」オプションを追加しました。
  • 寸法値で設定可能な精度桁数を 6 から 8 に変更しました。
  • 作図した寸法図形の基点にスナップできるようにしました。
  • 長さの寸法値にも単位表記タイプを指定できるようにしました。 角度の寸法値もラジアン、グラードを追加しました。
  • 寸法値の値に係数が掛けられるようにしました。
  • 円弧寸法の寸法値に弧長シンボルが付加できるようにしました。
  • 円弧寸法の補助線の角度を弧が 90 度未満のときは平行に、90 度以上のときは放射状にもできるようにしました。
  • 円弧寸法のドラッッグ操作で補助線の基点側を移動させた場合は、円弧に沿った動きに変える。(円弧図形のドラッグ操作に合わせる)
  • 寸法の設定に「寸法線の表示」(始点側、終点側)オプションを追加しました。
  • 寸法の設定に「寸法線強制表示」オプションを追加しました。
  • プロパティで「寸法値の位置」が「引き出し線付きで自由に配置」のとき、寸法値が寸法線からある程度離れた場合にのみ引き出し線が表示されるようにしました。
  • 角度寸法の許容差は、寸法値の表記タイプと異なるタイプに設定できなくしました。

コンバータ機能の拡張
  • DXF / DWG ファイルの読み込み・変換でペーパー空間に対応しました。

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