2010/07/06
バージョン 5.10 を公開。
機能追加
- オプション設定に、矩形範囲選択で右から左に選択したときは部分選択にする設定を追加しました。
改良点
- オフセットコマンドに、回数、両側/片側パラメータを追加しました。
- 接円/接円弧コマンドで、常にすべての候補円/円弧を表示するようにしました。
- DWG ファイルの読み込みで、パスワードで保護されている DWG ファイルをパスワードを指定して開けるようにしました。
- DXF/DWG ファイルの読み込みで、ワイプアウトとイメージのクリッピング領域をハッチングに変換して、その範囲がわかるようにしました。
- DXF/DWG ファイルの読み込みで、グループを作図グループに変換するようにしました。(今までは、グループは解除した状態で変換していました)また、DXF/DWG ファイルの書き出しで、作図グループをグループに変換するようにしました。(今まではブロックに変換していました。)
- ファイルの書き出しを実行したときに表示される [書き出し] ダイアログボックスで、ファイル名欄に図面のタイトル名を初期値としてセットするようにしました。
- SXF ファイルの読み込み、書き出しで、SXF 図面表題欄、クロソイド、弧長寸法に対応しました。
不具合修正
- 2 図形接円コマンドで、図形 1、図形 2 パラメータで、四角形/連続線の異なる辺を選択したときに、アプリケーションエラーが起こる場合がありました。
- 接円/接円弧コマンドで、選択点パラメータで指定した座標に一番近い候補円/円弧が正しく選択されない場合がありました。
- DXF/DWG ファイルの読み込みで、ワイプアウトがあると、エラー -3 が表示されて変換できませんでした。
- DXF/DWG/SXF ファイルへの書き出しで、図面中にネストされた作図グループをコピーした図形がある場合に、一部の作図グループが変換されませんでした。
- DXF/DWG ファイルへの書き出しで、範囲指定された部分図レイアウトがある図面を、書き出し設定で [アクティブな用紙または部分図のみをモデルに変換する] を選択している場合、レイアウト範囲の境界線上にある図形の変換でエラー -13 が起きる場合がありました。
- DXF/DWG ファイルの読み込みで、インデックスカラー (色番号) ではなく、True Color (RGB を指定した色) をレイヤに使用していた場合に、RootPro CAD の色番号へ変換されていませんでした。
- PDF ファイルへの書き出しで、[印刷設定の印刷範囲を適用する] がオフの場合でも、必ず印刷範囲が適用されていました。
- PDF ファイルへの書き出しで、パターンタイプのハッチングの表示範囲がずれる場合がありました。
- Windows 7 で、印刷プレビューのツールバーの表示倍率ボックスから倍率を選択しても、変更が反映されませんでした。
- ファイルのプロパティダイアログボックスで、ユーザー設定のプロパティを設定してファイルに保存し、そのファイルを再度開くと、プロパティの値が文字化けしている場合がありました。
- (API) CommandParameterGroup クラスの CurrentIndex プロパティを設定したときに、他のパラメータが変更されていませんでした。