2008/12/25
バージョン 4.02 を公開。
改良点
- 作図部品の登録コマンドで、選択した図形をカレント部分図の座標系で変換して登録していましたが、変換しないで登録するように変更しました。
- Jww ファイルの読み込みで、寸法の矢印をドット (・) に変換していたのを、黒丸 (●) に変換するようにしました。
- DXF/DWG、SXF、JWW ファイルへの書き出しで、明るさ、コントラストを反映したイメージを出力するようにしました。DXF/DWG ファイルでは明るさ、コントラスト値が 50 になりますが、AutoCAD LT でも見た目に同じイメージが表示できるようになります。
不具合修正
- 分割点コマンドで、分割長さを小数点で入力しても整数に丸められていました。
- 複数の図形をコピーして、図面内や他のソフトに貼り付けた場合に、図形の表示順が違う場合がありました。
- 透過なしのハッチング (塗り、パターン) をコピーして、Microsoft Word に図面オブジェクト、Windows メタファイルとして貼り付けると、ハッチングの色が表示されない場合がありました。
- 図面の広い範囲をコピーして Excel などにビットマップとして貼り付けた場合に、エラーになる場合がありました。
- [図形の設定をコピー] コマンドで、実行後に表示が更新されませんでした。
- プロパティウィンドウで、部分図レイアウトの配置原点を画面から指定したとき、クリックした点とは違う位置が配置原点になる場合がありました。
- アンチエイリアス OFF の場合に、フォントの種類によっては文字が大きく表示される場合がありました。
- Ver3 の図面を開いたときに、文字の設定や環境によっては、文字の改行位置が異なる場合がありました。
- jww ファイルへの書き出しで、用紙に配置したイメージの位置が違う場合がありました。
- Jww ファイルへの書き出しで、非表示の部分図やレイヤの図形が変換されていました。
- SXF ファイルへの書き出しで、非表示の部分図の図形が変換されていました。
- DXF/DWG ファイルへの書き出しで、用紙の名前が空 (スペースのみ) の図面で、[アクティブな用紙、または部分図のみをモデルに変換する] 設定の場合に、エラー番号 -12 のエラーが起きていました。
- PDF ファイルへの書き出しで、塗りつぶしハッチングの透過結果が違っていました。(ハッチング背面の線が薄くなっていませんでした。)
- PDF ファイルへの書き出しで、白い図形が黒に変換されていませんでした。また、塗りつぶしハッチングが、図形の設定に従って白黒反転していませんでした。
- PDF ファイルへの書き出しで、イメージや透過の設定されているハッチングを書き出した場合に、線の色味が暗くなる場合がありました。
- (Enterprise 版) Paper.PaperType、LeadShape.TextAngleType、ParameterItem.ParameterValueSaveMode プロパティを取得しようとすると、例外エラーが発生していました。
- (Enterprise 版) Windows フォーム上に配置したテキストボックス等に、アルファベットを入力できませんでした。
- (Enterprise 版) ToolBarCollection.FindByText メソッドで、追加したツールバーを取得できませんでした。そのため、「ツールバーにコマンドを割り当てる」アドインで、実行するたびにツールバーが追加されていました。