2009/5/29
バージョン 4.11 を公開。
改良点
- 寸法値の水平位置を補助線上にしたとき、補助線の突き出し長さ分離れた位置から寸法値が描かれるように仕様を変更しました。以前のバージョンでは、寸法値の最後の文字の位置が、突き出し長さで指定した位置になっていました。
- 印刷プレビュー画面の右上の×ボタンをクリックしたときに、アプリケーションを終了していたのを、印刷プレビュー画面を閉じるように変更しました。
不具合修正
- 半径寸法で、寸法値の角度を [常に水平] に設定したとき、下線が表示されてもよい状態なのに下線が表示されない場合がありました。
- 直径寸法で、矢印位置が [内側]、[寸法線強制表示] が OFF に設定したとき、寸法値が矢印の外側にあると、その矢印の反対側の矢印が表示されてしまう場合がありました。
- 半径寸法と直径寸法で、矢印位置が [内側]、[寸法線強制表示] が OFF の設定の場合、寸法値が矢印のすぐ外側にあるとき、内側の寸法線が表示されない場合がありました。
- 長さ・平行・角度・円弧寸法で、測定基点と寸法線の始点または終点が同じ場合、補助線の突き出し部分が表示されていませんでした。
- 寸法図形で、矢印の向きや寸法値の位置の設定によっては、矢印と寸法値が重なってしまう場合がありました。
- ユーザ定義ハッチングをコピーして Excel 等の他のアプリケーションに貼り付けると、ハッチングが表示されなかったり、表示位置が間違っていました。
- サムネイルが保存されている図面ファイルを、オプションの [プレビューを保存する] を OFF にして上書き保存したときに、前のサムネイルが残ったままになっていました。
- アンチエイリアス表示 OFF、文字省略表示 OFF のときの作図画面や、作図部品ウィンドウの表示、ファイルのサムネイルで、図面内に小さい文字が含まれている場合に、ゴミのような描画が含まれる場合がありました。
- DXF/DWG、JWW、SXF ファイルの読み込みで、読み込みエラーが発生したときに、メッセージボックスの文字が文字化けしたり、アプリケーションエラーが起きる場合がありました。
- DXF/DWG ファイルの読み込みで、水平な引き出し線があると、その引き出し線の点列に正しくない点が挿入される場合がありました。
- JWW ファイルの読み込みで、Jw_cad Ver 6.2で作成した図面ファイルに画像が含まれている場合、その画像が変換されない場合がありました。
- RootPro CAD Ver4.10 で、DXF/DWG ファイルを 2 回以上読み込むと、線種が正しく読み込まれない場合がありました。
- RootPro CAD を起動したときに、フローティング状態のツールバーのボタンが表示されない場合がありました。
- インストール先のフォルダを変更して Ver4 をインストールしている環境に、Ver4.10 を上書きインストールすると、RootPro CAD を起動できなくなっていました。
- (Enterprise 版) [回復用データの自動バックアップを行う] が ON の場合、文字列の検索・置換アドインを実行した後に図面を保存すると、アプリケーションエラーが起こる場合がありました。