角度寸法を作成する


対象の角度寸法を作成します。
角度寸法を作成する方法には、以下の 3 種類があります。

実行したいコマンドパラメータを表示するには、コマンドパラメータの / をクリックするか、キーボードの Tab キーまたは / キーを押してください。

  1. [図形] メニューの [寸法] をポイントし、[角度寸法] をクリックする
    角度寸法を作成できる状態になります。
  2. 補足
    [図形] ツールバーの をクリックしても、角度寸法を作成できる状態になります。
  3. 角度寸法を作成する対象を指定する
    2 つの図形の角度寸法を作成する場合
    コマンドウィンドウのパラメータを [図形 1] ボックスに切り替え、角度寸法を作成する 2 つの図形をクリックします。
    選択できる図形は、線、連続線、無限線、半無限線です。
    補足
    コマンドウィンドウの[角度範囲] ボックスで [180 度以内] に設定した場合、寸法値の配置点が、[図形 1] と [図形 2] でクリックした 2 つの図形の(延長線上も含めた)間を計測した角度が寸法値になります。 [180 度以上も可] に設定した場合は、[図形 1] と [図形 2] でクリックした 2 つの図形上の点の位置を、反時計回りに始点と終点として計測した角度が寸法値となります。
    円弧の角度寸法を作成する場合
    コマンドウィンドウのパラメータを [円弧] ボックスに切り替え、角度寸法を作成する円弧をクリックします。
    指定した中心点と始点、および中心点と終点を結ぶ補助線の角度寸法を作成する場合
    コマンドウィンドウのパラメータを [中心点] ボックスに切り替え、角度寸法の中心点、始点、終点をクリックします。
    補足
    コマンドウィンドウの [向き] ボックスで [時計回り] に設定した場合、始点側から終点側に時計回りで寸法線の円弧が描かれますが、実際の寸法図形は始点側と終点側を反転して作成されます。
  4. コマンドウィンドウの [寸法値の入力] ボックスで、寸法値の入力方法を指定する
    自動
    寸法値が自動的に入力されます。
    手動
    寸法値を手動で入力します。[寸法値文字] ボックスに寸法値を入力してください。
  5. 補足
    [手動] に設定した場合、[寸法値文字] ボックスに寸法値を入力しなくても、角度寸法を作成できます。
  6. コマンドウィンドウの [寸法値の位置] ボックスで、寸法値の配置位置を指定する
    寸法設定に従う
    寸法値を寸法設定に従って配置します。
    自由に配置
    寸法値を自由な位置に配置できます。
    引き出し線付きで自由に配置
    寸法値を自由な位置に配置でき、寸法線の中心から寸法値まで引き出し線が付きます。
  7. 補足
    寸法値を引き出し線付きで自由に配置する場合、寸法値と寸法線の間に一定の距離がないと引き出し線は表示されません。

寸法値を寸法設定に従って配置する場合

  1. 図面上で角度寸法を配置する位置をクリックする
    クリックした位置に角度寸法が作成されます。


寸法値を自由な位置に配置する場合

  1. 図面上で寸法線を配置する位置をクリックする
    クリックした位置に寸法線が配置されます。
  2. 寸法値を配置する位置をクリックする
    クリックした位置に寸法値が配置され、角度寸法が作成されます。


寸法値を引き出し線付きで自由に配置する場合

  1. 図面上で寸法線を配置する位置をクリックする
    クリックした位置に寸法線が配置されます。
  2. 図面上で寸法値を配置する位置をクリックする
    クリックした位置に寸法値が配置され、寸法線の中心から寸法値まで引き出し線の付いた角度寸法が作成されます。


補足
[配置点] ボックスを [基点からの距離] ボックスに切り替えて、始点または終点から寸法線までの距離を指定することもできます。この場合、[方向点] ボックスに、対象に対する寸法線の位置を決める点を指定します。
コマンドウィンドウの [中心点]、[始点]、[終点]、[配置点]、[方向点]、[寸法値配置点] ボックスに X 軸、Y 軸の座標値を入力しても、それぞれの点を指定できます。

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