線種テーブルについて

RootPro CAD では、1 つの図面ファイル内に 1 つの線種テーブルを持っています。線種は「線種名」、「線部分のピッチ (長さ)」、「間隔のピッチ (長さ)」、「ピッチの総数」で定義され、線種テーブルはそれらの線種の各定義の設定値を管理しています。1 番から 15 番の線種は線種名とピッチ係数が固定で変更できない「基本線種」、番号の付いていない線種は線種名、ピッチ係数、ピッチ数を自由に変更できる「ユーザ定義線種」です。

RootPro CAD では、ピッチを「ピッチ係数」と「定数 d」の積から決めます。また、「定数 d」は、図形の線幅の値とするか、図面で 1 つの固定した値にするかを選択できます。

各図形は線種テーブルで管理されている線種で表示することができます。「基本線種」の線種を変更することはできませんが、「ユーザ定義線種」の線種を変更すると、変更した「ユーザ定義線種」で表示している図形の線種も同時に変更されます。