最新バージョン RootPro CAD 7 をリリースいたしました。
最新の RootPro CAD 7 は、 大幅な機能強化や改良によって、より使いやすく進化しました。
なお、Ver7 の機能強化に伴い、図面ファイルのファイル形式を変更しました。
Ver7 で保存した図面ファイルを 旧バージョン (Ver6 ~ Ver3) で開けるようにするには、[名前を付けて保存] ダイアログボックスの [ファイルの種類] で、「RootPro CAD VerX 図面ファイル (*.rpcd)」(X:バージョン番号) を選択してから保存する必要があります。
対応 OS:Windows 10/8.1/8/7(SP1)/Vista(SP2)
※ Windows 10 は Ver7.22 以降
不具合修正
- Windows 10、64bit 版の RootPro CAD の印刷設定、印刷ダイアログボックスで、各コントロールの値が空になり、ボタンをクリックしても何も起こらない場合がありました。
- 時計回りの楕円弧を拡大表示したときに、楕円弧が描画されない場合がありました。
- 極端に小さい文字図形が部分図にあった場合、レイアウトのスケールを変更したときにアプリケーションエラーが起きる場合がありました。
- 2 つの円が接する場合に、接点部分を交点として認識できない場合がありました。
- ファイル名にドットを含むファイルを書き出すとき、拡張子を表示しない設定にしていた場合、保存ファイル名にドット以降が表示されていませんでした。
- Ver7.25 以降で、PDF ファイルの書き出しで、書き出した PDF ファイルを Adobe Reader で開いて閉じようとすると、保存確認メッセージボックスが表示されていました。
- PDF ファイルへの書き出しで、3 次より大きい次数の B スプライン曲線を変換できませんでした。
- (API) アドインのコマンドで、複合パラメータのパラメータアイテムを追加したときに、コマンドパラメータ値の保存モードが設定されていませんでした。
不具合修正
- 面取りコマンドで端点がつながっている 2 つの図形を指定する場合、交点をピックするとアプリケーションエラーが起きていました。
- Ver7.24以降で、Windows 7 でユーザー設定ダイアログを表示すると、ツールバーページのチェックリストボックスの高さが狭くなっていました。
- JWの書き出しで「部分図レイアウトの図形をブロックにしないことを優先する」がONのとき、レイヤグループ変換の条件に満たない場合にファイルが書き出せずエラーになることがありました。
- SXFファイルへの書き出しで、印刷スケールが1以外の用紙上にユーザー定義ハッチングがある場合に、アプリケーションエラーが起きる場合がありました。
不具合修正
- DWG/DXF ファイルの書き出しで、半径比が極端に小さい楕円・楕円弧を書き出したときにエラーとなる場合がありました。
- 寸法のDWG/DXF書き出しで、許容差の「小数点の前のゼロを表示する」、「小数点の後ろのゼロを表示する」の設定が正しく書き出されていませんでした。
- SXF ファイルの書き出しで、作図グループに変換した属性に SXF 属性付加機構がある図形の後に、属性付加機構のない作図グループのデータがあるとエラーとなる場合がありました。
- 高 DPI 環境での表示を改善しました。
不具合修正
- 寸法の付加文字のテキストを入力すると、「引数が正しくありません。」のエラーが表示され設定ができない場合がありました。
- DXF ファイルの TRACE (太線) を読み込むと塗りつぶしハッチングに変換されますが、細い線で領域が空になると印刷されなくなる場合がありました。
- OLE オブジェクトの挿入の際に、OLE サーバーからの応答がタイムアウトすると「サーバー使用中」メッセージが表示され、アプリケーションに復帰できなくなる場合がありました。
機能追加
Windows 10 対応
- Windows 10 対応となりました。Windows 10 をお使いの場合は、バージョン 7.22 のセットアップファイルをダウンロードしてインストールを行ってください。
不具合修正
- DWG/DXF ファイルの読み込みで、ブロックのUCSに依存する押し出し方向が(X, Y, Z) = (0, 0, -1) のとき、配置角度が0度以外の場合に、作図部品が正しい角度で配置されていませんでした。
- 64bit OSに.NET Framework4.6 をインストールすると、RootPro CAD Professional 64bit版でレイヤの追加ができない等の不具合がありました。
不具合修正
- 寸法設定ダイアログで寸法スタイルを読み込んでOKをクリックすると、アプリケーションエラーが起きていました。(Ver7.20から)
- スケールに負の値が設定された作図部品を選択してトラッカーハンドルでストレッチした場合に、結果が正しくありませんでした。
- 用紙の印刷スケールに小さい値(0.00001等)を設定したファイルを開くと、図面が正しく描画されませんでした。
機能追加/改良点
作図編集コマンド
- 図面上の指定した範囲のビットマップイメージを Windows のクリップボードにコピーするスナップショットコマンドを追加しました。
[ツール] - [スナップショット] メニューから実行できます。(Professional 版の機能) - 分割点コマンドに、図形 (線分、連続線、円、楕円、円弧、楕円弧、B スプライン) を指定して分割点を作成するコマンドパラメータを追加しました。
- 楕円、楕円弧を選択したときにプロパティウィンドウに表示される項目に半径比を追加しました。
- 作図原点が設定されているとき、プロパティウィンドウの座標値を作図原点の座標系で表示、入力するように変更しました。
スナップ
- 作図コマンドの座標パラメータを入力中、または選択図形をトラッキング中に Ctrl キーを押すと、一時的な参照点を追加できるようになりました。参照点にスナップしたり、相対座標入力時の基準点としたりすることができます。
- 水平垂直線/図形延長線/図形垂線にスナップしたときに、スナップ線の基準点にもスナップマークを表示するようにしました。
- 作図ウィンドウのカーソル、ラバーバンド、スナップ描画がちらつかないように描画処理を変更しました。
- 角度スナップ、水平垂直線/図形延長線/図形垂線スナップで表示されるスナップ線の表示、色を設定できるようにしました。
[オプション] ダイアログボックスの [スナップの表示] ページで設定できます。
選択
- 連続線の選択トラッカーで、連続線が長方形の場合に各辺のストレッチが可能なトラッカーポイントを追加しました。
また、長方形を選択したときにプロパティウィンドウに表示される項目に、幅、高さ、基準点、角度を追加しました。 - 図形を選択したときのトラッカー表示で、長方形の基準点、文字/イメージの配置基準点、作図部品の配置原点が分かりやすいようにトラッカーポイントの表示を変更しました。
- 点を選択する場合、今までは点の中心をクリックしないと認識されませんでしたが、点タイプごとの形状で認識するように変更しました。
設定
- 作図部品ウィンドウで、現在の図面の作図部品をテンプレートに保存したり、テンプレートや他の図面の作図部品を現在の図面に読み込めるようにしました。
作図部品ウィンドウで読み込み元の図面を選択して、作図部品の右クリックメニューから [テンプレートに保存] または [現在の図面に保存] を実行します。(Professional 版の機能) - 寸法設定の付加文字列コンボボックスに履歴機能を追加しました。入力した文字列が 20 個まで保存されます。
ウィンドウ
- レイヤツリー、部分図ツリーウィンドウで、カレントアイコンと編集状態アイコンを分けて表示するように変更しました。
これにより、編集状態アイコンの左側をシングルクリックすることでカレントを変更できるようになりました。 - 図面ファイルを開いている間は、レイヤ、部分図ツリーウィンドウのノードの展開状態を保持するようにしました。
- 検索ウィンドウの検索対象オプションに作図部品名を追加しました。
変換
- DXF/DWG、SXF、JWW/JWC ファイルの読み込みで、RootPro CAD のテンプレートの図面設定や図形の既定値などを読み込めるようにしました。
各ファイルの読み込みの設定で、テンプレートファイルを指定できます。 - DXF/DWG ファイルの読み込みで、RootPro CAD の線ユーザー定義ハッチングに変換可能なハッチングを、分解しないで読み込めるようにしました。
DXF/DWG ファイルへの書き出しで、ユーザー定義ハッチングの線パターンを分解しないで変換するようにしました。 - DXF/DWG ファイルへの書き出しで、連続線の始点と終点が同じ場合はポリラインの「閉じている」フラグを有効にするようにしました。
- DXF/DWG ファイルの読み込みで、マルチテキストを分解したときに文字以外を先に変換するようにしました。
- JWW/JWC ファイルの読み込みの設定に [スケールが 1/1 のレイヤグループ 0 は用紙に変換する] オプションを追加して、手動でオフにできるようにしました。
- JWW/JWC ファイルの書き出しの設定に [部分図レイアウトの図形をブロックにしないことを優先する] オプションを追加して、部分図レイアウトをブロックにしなくても変換できる図面の場合はブロックにしないで書き出すことができるようにしました。
- SXF 共通ライブラリを Ver3.3 にアップデートしました。
不具合修正
- 作図部品編集ビューを表示した状態で保存したファイルを開くと、アプリケーションエラーが起きていました。
- 部分図レイアウトのプロパティで、[レイアウト範囲の指定] を [する] に変更して [レイアウト範囲を設定] コマンドを実行した場合、 配置点を指定するときに「レイアウトが配置されている用紙ウィンドウを表示して、部分図の配置点を指定してください。」というエラーメッセージが表示されてコマンドを実行できませんでした。
- 部分図を用紙に配置するとき、[範囲の指定] パラメータで多角形を選択して 1 点目をクリックすると用紙ビューに切り替わり、範囲を指定できませんでした。
- 図形を選択してから編集コマンドを実行した後、その図形に対して続けて編集コマンドを実行した場合に図形の選択が解除される場合がありました。
- オプションの [矢印キーで選択図形を移動する] 設定を変更した場合、アプリケーションを再度起動したときに設定が正しく読み込まれていませんでした。
- 図形数が非常に多い場合、パソコンの処理速度によっては、印刷プレビュー画面で 再描画が繰り返される場合がありました。
- DXF/DWG ファイルの読み込みで、図形がない空のブロックが含まれている場合にアプリケーションエラーが起きていました。
- DXF/DWG ファイルの読み込みで、ハッチング領域の図形が隣接しない図形と交差している場合に、変換処理に時間がかかる場合がありました。
- DXF/DWG ファイルの読み込みで、Z 軸方向の無限線が含まれている場合にエラーが起きていました。
- DXF/DWG ファイルを寸法図形を分解する設定で読み込んだとき、寸法図形がブロック中にあって、そのブロックを構成している図形が 0 レイヤのものと他のレイヤのものが混在したものだった場合、寸法図形が変換されませんでした。
- RootPro CAD から書き出した PDF ファイルを Adobe Reader で開いて閉じようとすると、保存確認のメッセージボックスが表示されていました。(Ver7.0 から)
- RootPro CAD から書き出した PDF ファイルを Adobe Reader で開いて印刷すると、表示されていないレイアウト範囲枠が印刷される場合がありました。
改良点
- Alt キーを押しながら重なっている図形を選択しているときに、Enter キーを押さなくても、コマンドを実行することで選択図形を決定できるようにしました。
- [部分図を用紙に配置] コマンドに、配置先の用紙を指定するパラメータを追加しました。
不具合修正
- 補助線の長さが 0 の長さ寸法を鏡像複写した場合に、正しく複写されない場合がありました。
- 文字の配置角度と部分図レイアウトの配置角度の合計が 0 度になる場合に、文字図形の範囲外をクリックしても文字が選択されていました。
- 点線の無限線を縮小表示していくと、描画が遅くなる場合がありました。
- JWW ファイルの読み込みで、図形のないブロックがあった場合にエラー番号 -6 が表示されていました。図形のないブロックは変換しないでエラーを表示しないようにしました。
- PDF ファイルへの書き出しで、フリーズしたりアプリケーションエラーが起きたりする場合がありました。
- PDF ファイルへの書き出しで、文字幅比率が 300% を超える文字があると書き出しができませんでした。文字幅比率の上限を 1000% に変更しました。
機能追加
- DWG/DXF ファイルの読み込み設定ダイアログボックスに「塗りつぶしハッチングの透過性を指定する」オプションを追加しました。指定しない場合は DWG/DXF ファイルの設定に従います。また、書き出しでもファイル形式を 2010 以降を選んだ場合に塗りつぶしのハッチングの透過性が反映されるようにしました。
不具合修正
- 曲線を含むエリアの内部点を指定して面積測定をした場合に、正しく測定されない場合がありました。
- 図形の設定をするダイアログボックス上のチェックボタンをクリックしたとき、影響するオプションの有効/無効の状態が切り替わりませんでした。
- DXF/DWG ファイルの書き出しで、属性値が設定されている作図部品を書き出したときに、モデルの原点に属性値が表示状態で配置されていました。
機能追加/仕様変更
- 文字の検索、置換機能を追加しました。[編集] - [検索と置換] メニューから [検索と置換] ウィンドウを表示できます。
- 図形設定のスタイルを管理するダイアログボックスを追加しました。 [設定] - [スタイル設定] メニューから、[スタイル設定] ダイアログボックスを表示できます。 [スタイル設定] ダイアログボックスでは、スタイルの追加・変更・削除・複製、他の図面のスタイルの読み込み・保存等を実行できます。(Professional 版の機能)
- 図形設定、色/線種/線幅テーブルのダイアログボックスで、現在開いている他の図面から設定を読み込めるようにしました。 各ダイアログボックスの [読み込み・保存] メニューの [~を他の図面から読み込む] を選択して設定を読み込むことができます。(Professional 版の機能)
- 図面のテンプレートファイルを、メニューから明示的に開いたり、上書き保存できるようにしました。 [ファイル] - [図面のテンプレート] メニューから実行できます。 また、[設定] メニューにあった [図面のテンプレート] メニューを、[ファイル] - [図面のテンプレート] メニュー内に移動しました。(Professional 版の機能)
- 図形設定ダイアログボックス内のスタイル選択ボックスで、図面のテンプレートのスタイルも選択できるようにしました。 図面のテンプレートは、スタイル名の前に「*」が付いています。 また、作図コマンド実行中の右クリックメニューでも、図面のテンプレートのスタイルを選択できます。(Professional 版の機能)
- PDF ファイルへの書き出しで、「点(ドット)のサイズ」を指定できるようにしました。(Professional 版の機能)
- Professional 版の使用許諾を変更しました。 旧バージョンでは、インストールしたコンピュータとは別のコンピュータから複数のユーザで遠隔操作し使用することを禁止していましたが、 本バージョンからは、仮想環境で使用する場合、リモート接続して使用するコンピュータ数分のライセンスを購入することで使用できるようになりました。
不具合修正
- 作図編集コマンドで、半径が非常に小さい円にスナップしようとすると、アプリケーションエラーが起きる場合がありました。
- 累進寸法等の寸法コマンドで、寸法値が補助線上になる寸法図形を作成しようとした場合、アプリケーションエラーが起きる場合がありました。
- 寸法設定の付加文字列ページで、文字列ボックスの幅までしか文字を入力、表示できませんでした。
- ユーザー設定ダイアログボックスの [キーボード] ページで、[すべてリセット] をクリックしてもリセットされませんでした。
- Jw_cad ファイルの読み込みで、ブロック定義が正しく変換されずに配置スケールが違っていたりファイルが開けなかったりする場合がありました。
- PDF ファイルへの書き出しで、[画像に変換する] がオンのとき、「線幅を変換する」がオフの場合でも線幅が変換されていました。 また、印刷設定で [点を印刷する] がオフ のとき、[点を変換する] がオンの場合でも点が変換されませんでした。
不具合修正
- 15 番の線種を使用した図形を含む図面を開いた場合に、アプリケーションエラーが起きていました。
- RootPro CAD の図面をコピーして他のアプリケーションに貼り付けた後、貼り付けた RootPro CAD オブジェクトを編集できませんでした。(Ver7.0 から)
- 印刷設定で [用紙の中央に印刷する] を選択した場合に、印刷の位置が正しくありませんでした。
不具合修正
- 線調整コマンドで、調整図形のピック点がウィンドウの表示範囲外の状態でコマンドを実行した場合に、プログラムが終了する場合がありました。(Ver7.0 から)
- 図形の設定を既定値にするコマンドで、寸法を選択した場合に設定が反映されませんでした。(Ver7.0 から)
- 分割コマンドで円弧を指定した場合に、1 点の分割点で分割できませんでした。
不具合修正
- ストレッチコマンドで点列数が2点の引き出し線をストレッチした場合に、引き出し線の始点と終点を重ねるとアプリケーションエラーが起きていました。
- 角度測定コマンドで測定結果をコピーして、コマンドウィンドウの角度パラメータに貼り付けた場合に、パラメータに反映されませんでした。(Ver7.0 のみ)
- 部分図のウィンドウをアクティブにして印刷した場合、印刷倍率が正しく反映されませんでした。(Ver7.0 のみ)
- Windows Vista で RootPro CAD を起動しようとすると、エラーメッセージが表示されて起動できませんでした。(Ver7.0 のみ)
- RootPro CAD Professional/Enterprse Ver5 以前がインストールされているコンピュータに Ver7 をインストールした場合に、ライセンスの入力画面が表示されませんでした。
機能追加
64bit ネイティブ対応
- 64bit ネイティブ対応となりました。64bit 版の Windows をお使いの場合は、64bit 版のセットアップファイルをダウンロードしてインストールを行ってください。
「Visual Studio 2013」によるアドイン開発(Professional 版の機能)
- Microsoft 社が無償で公開している「Visual Studio Express 2013 for Windows Desktop」をダウンロードしてインストールすることで、最新の開発環境でアドインを作成できるようになります。(「Visual Studio 2013」の対応 OS は、Windows 8.1/8/7(SP1) です。Windows Vista には対応していません。また、旧バージョンの開発ツール「Visual Studio Tools for Applications (Visual Studio 2008)」のバンドルは終了しました。)
- 旧バージョン用のアドインは、 RootPro CAD Ver7 では動作しません。RootPro CAD のホームページからダウンロードしたアドインを使用している方は、Ver7 用のアドインをダウンロードしてください。お客様ご自身でアドインプロジェクトを作成している場合は、プログラムを変更する必要があります。くわしい変更手順については、「Ver5、Ver6 形式のアドインを Ver7 形式にアップグレードする手順」をご覧ください。
テンプレート (Professional 版の機能)
- 図面を新規作成するときに、システムの標準テンプレートファイル Normal.rpct から作成するようにしました。標準テンプレートファイルは、RootPro CAD を起動すると自動的に作成されます。
- [設定] - [図面のテンプレート] メニューで、図面のテンプレートファイルを変更できるようにしました。
- 図形設定 (一般図形、点、文字、引き出し線、バルーン、寸法、ハッチング)、色テーブル、線種テーブル、線幅テーブルのダイアログボックスに、[読み込み・保存] メニューボタンを追加しました。設定をテンプレートに保存して他の図面で使用したり、テンプレートから設定を読み込むことができます。
- 図形設定の [スタイルの登録] ダイアログボックスで、スタイルを図面に登録するか、テンプレートに登録するかを指定できるようにしました。
- オプションの [保存] ページに、テンプレートファイルの既定の場所を設定する [テンプレートファイルの場所] を追加しました。[テンプレートから新規作成]、[テンプレートとして保存] コマンドで表示されるファイルダイアログボックスの初期フォルダを設定できます。
- オプションの [保存] ページに、図面を閉じるときにテンプレートを自動保存するかどうかの設定を追加しました。オンにすると、バックグラウンドで開かれているテンプレートが更新されている場合に、保存確認メッセージを表示しないで自動的に保存されます。標準テンプレートは、設定に関わらず必ず自動保存されます。
作図編集
- 連続線、バルーン、引き出し線、B スプライン曲線の点列を追加、削除するコマンドを追加しました。
- 2 つの線分、半無限線、連続線、円弧、楕円弧を 1 つの図形に結合するコマンドを追加しました。
- 複数の図形を、上下左右、中央の位置に整列するコマンドを追加しました。
- 選択した図形範囲をズーム表示する、[選択図形表示] コマンドを追加しました。
- コマンドウィンドウのパラメータ名の右クリックメニューで、長さ、角度、倍率、文字列、整数パラメータのコマンドパラメータ値の保存モード (保存しない/コマンド中は保存/コマンド終了後も保存) を設定できるようにしました。
設定
- 文字の設定に、下線、上線、取り消し線の設定を追加しました。
- 作図設定で、点タイプ 3 番 (ドット) の画面上の表示大きさ (ピクセル) を設定できるようにしました。
- 寸法値の書式が度分秒、フィート・インチで、度、フィートの部分がゼロの場合に、ゼロを表示するかどうかの設定を寸法設定に追加しました。
- 寸法値の整数部分がゼロの場合に、小数点の前のゼロを表示するかどうかの設定を寸法設定に追加しました。
- 寸法の許容差が 2 段表示で、2 段目がゼロの場合に、- (マイナス) 符号を付けるかどうかの設定を寸法設定に追加しました。
- DXF/DWG ファイルの読み込み設定に、「塗りつぶしのハッチングが読み込めないときは分解する」設定を追加しました。
印刷
- 印刷設定の拡大縮小モードに、「プリンタの印刷可能領域に合わせる」を追加しました。
- 印刷設定に、「線種・線幅も拡大縮小する」設定を追加しました。オフの場合、線ピッチ、線幅は印刷の拡大率に影響されません。
- 印刷設定のオフセットモードに、「用紙の中央に印刷する」「オフセットを指定」を追加しました。
- 印刷設定に、点タイプ 3 番 (ドット) の用紙上の大きさ (mm) を設定できるようにしました。
API
- (API) Document クラスに、TemplateFileName、TemplateDocument、DotSize プロパティを追加しました。
- (API) Shape クラスに、DrawGroup、DrawGroupShape.ID プロパティを追加しました。
- (API) TextShape、TextSettings クラスに、Underline、Overline、Strikeout プロパティを追加しました。
- (API) DimensionShape クラスに、ShowAboveZero、ShowUnitZero1、ShowUnitZero2、ShowToleranceAboveZero、ShowToleranceUnitZero1、ShowToleranceUnitZero2、ShowToleranceMinusZeroMark プロパティを追加しました。
- (API) DimensionSettings クラスに、ShowAboveZero、ShowFeetZero、ShowInchZero、ShowDegreeMinuteZero、ShowMinuteSecondZero、ShowToleranceAboveZero、ShowToleranceFeetZero、ShowToleranceInchZero、ShowToleranceDegreeMinuteZero、ShowToleranceMinuteSecondZero プロパティを追加しました。
- (API) DrawGroupShape クラスに、ID プロパティを追加しました。
- (API) PrintSettings クラスに、OffsetMode、LineScaling、DotSize プロパティを追加しました。
- (API) ApplicationSettings クラスに、AutoSaveTemplate、TemplateLocation プロパティを追加しました。
- (API) DxfSaveConverterSettings クラスに、 ExplodeErrorSolidHatch プロパティを追加しました。
- (API) SxfSaveConverterSettings クラスに、ConvertClothoid、CheckDrawingAttribute プロパティを追加しました。
仕様変更/改良点
作図編集
- 線調整コマンドで、調整する側の判定基準を「図形の中点」から「図形の表示範囲の中点」に変更しました。
- トリムコマンドを線選択、連続線選択で実行できるようにしました。
- 文字コマンド、文章コマンドに、[配置点]、[方向点] を指定して作図できるパラメータを追加しました。
- 寸法コマンドで、[寸法値の位置] パラメータを「引き出し線付きで自由に配置」にした場合、寸法値の引き出し線との距離や位置を、寸法設定の [寸法線からの距離]、[垂直位置] に従うようにしました。
- グループ化、グループ解除、分解、連続線分解コマンドを実行したときに、確認メッセージボックスを表示しないで、ステータスバーにメッセージを表示するようにしました。
- コマンドの角度パラメータの図形角度、図形相対角度の補助入力で、線、連続線、無限線、半無限線から取得される角度を 0 ~ 180 度に補正するようにしました。
- コマンドウィンドウのパラメータ名を右クリックしたときにメニューを表示するようにして、パラメータの切替、補助入力、保存モードの変更をできるようにしました。
- 編集メニュー、編集ツールバーに、文字編集コマンドを追加しました。
- 図形を選択しているときの右クリックメニューに、[作図部品テーブルへ登録]、[作図部品の編集] メニューを追加しました。
- 作図ウィンドウの右クリックメニューに、[図形の選択] メニューを追加しました。