RootPro CAD バージョン情報

最新バージョン RootPro CAD 10 をリリースいたしました。
最新の RootPro CAD 10 は、大幅な機能強化や改良によって、より使いやすく進化しました。

対応 OS:Windows 11/10/8.1/8/7(SP1)
※ Windows 11 は Ver10.18 以降

2022/2/3 バージョン 10.20 を公開

不具合修正

  • JWW ファイルの読み込みで、ブロックが非表示レイヤに配置されている場合に図形が重複して読み込まれる場合がありました。
  • JWW ファイルのブロックの読み込みで、Jw_cad の[ブロック属性] の [元データのレイヤを優先する] の設定がONの場合のみ作図部品のレイヤを「(なし)」として読み込むように変更しました。
  • JWWファイルの読み込みで、非表示のレイヤの作図部品が正しい位置に配置されていませんでした。(Ver10.04 から)
  • ハッチングコマンドの内部点指定で、領域が見つからない場合がありました。

2021/12/21 バージョン 10.19 を公開

不具合修正

  • 線種の線ピッチの描画時の長さが非常に小さい場合に、描画に時間がかかる場合がありました。
  • 文章を文字編集ダイアログボックスで編集するとき、改行が正しく表示されない場合がありました。
  • DXF/DWG ファイルへの書き出しで、ビューポートに変換される部分図レイアウトが用紙上になく、用紙に水平線または垂直線が一つのみ配置されている場合に、エラー -12 が表示されて書き出せない場合がありました。
  • JWW/JWC ファイルの読み込みで、アプリケーションエラーが起きる場合がありました。
  • その他、細かい修正を行いました。

2021/10/21 バージョン 10.18 を公開

改良点・仕様変更

  • Windows 11 に対応しました。

不具合修正

  • 文章入力ウィンドウで、用紙、部分図、作図部品編集の背景色設定が反映されていませんでした。
  • 文章入力ウィンドウで、Ctrl + Enter キーで入力した改行コードをバックスペースキーで削除しようとしたときに、エラーメッセージが表示されて削除できない場合がありました。
  • 文字が空の引き出し線で、文字の位置の設定が「自由に配置」になっているとき、ストレッチコマンドで引き出し線のストレッチをするとアプリケーションエラーが起きていました。
  • 背景色と同じ色の塗りつぶしのハッチング図形を縮小表示したときに、白黒反転して表示される場合がありました。
  • 旧バージョン形式で名前を付けて保存を行ったとき、開いている図面が保存したファイルに置き換わる動作になっていました。(Ver10.00 から)
  • Jww ファイルの読み込みで、ブロックに空の文字列があった場合にエラー -6 となって読み込むことができませんでした。空の文字列は読み込まずに処理を継続するようにしました。
  • Windows Update で KB5006674 (Windows 11)、KB5006670 (Windows 10)、KB5006714 (Windows 8.1) をインストールすると、印刷設定で [線幅を印刷する] がオフの場合に線幅が太く印刷されていました。
  • その他、細かい修正を行いました。

2021/9/14 バージョン 10.17 を公開

不具合修正

  • 大きな座標空間で、長さ寸法を作成したり複写や移動をして長さ寸法図形が更新されたとき、寸法値文字の配置位置が左右または上下で反転する場合がありました。(Ver10.16 から)
  • 長さ寸法の寸法線の始点をトラッカーで測定点の始点と同じ座標に移動させると、補助線の角度が 0 度になっていました。
  • ファイルの書き出しで、ハッチングの領域を表す図形に非常に小さい図形が使用されていた場合にアプリケーションエラーが起きることがありました。(Ver10.01 から)
  • DXF/DWG ファイルへの書き出しで、角度寸法の寸法値の小数点前後のゼロを共に表示する設定の場合、DXF/DWG ファイルでは省略する設定に変換されていました。
  • SXF ファイルへの書き出しで、領域のある部分図レイアウトに一部分だけが含まれている寸法図形が変換できない場合がありました。

2021/9/2 バージョン 10.16 を公開

改良点・仕様変更

  • 平行寸法のストレッチとトラッカーによる基点 (測定始点または測定終点) の移動処理を変更しました。基点の移動で補助線の長さが変わっていましたが変わらないようにしました。
    また寸法線の矢印部分を移動させた場合は自由な位置に移動できるようにし、トラッカーで移動するときは Shift キーを押しながらだと今までと同じように補助線の角度を変えずに補助線の長さだけを変えられるようにしました。
  • 長さ寸法と直列/並列/累進長さ寸法の各コマンドで、水平か垂直になる切り替えが今までは水平になることを優先していましたが、垂直にも同じように切り替わるようにしました。

不具合修正

  • ファイルの書き出しで、ネットワーク共有フォルダ等のドライブ名のないパスを指定したときに、パスの長さエラーが表示されて書き出しができませんでした。(Ver10.10 以降)
  • PDF ファイルへの書き出しで、点タイプ 3 以外の点図形が変換されませんでした。(Ver10.14 以降)
  • DXF/DWG ファイルへの読み込みと書き出しで、スライド (補助線が寸法線に対して直角ではなく傾斜していている) 状態になっていて、かつ始点側と終点側の補助線の長さが違う長さ寸法の寸法値が、RootPro CAD との仕様の違いにより、AutoCAD で表示される寸法値と異なる場合がありました。
    そのため、該当する長さ寸法は分解して変換するようにしました。
    次期バージョン (Ver11) では分解しないで変換する予定です。
  • ハッチングの領域を B スプラインを含む図形で作成していた場合に、DXF/DWG ファイルおよび PDF ファイルへの書き出しでエラーになる場合がありました。
  • その他、細かい修正を行いました。

2021/8/3 バージョン 10.15 を公開

改良点・仕様変更

  • 面取りコマンドの「面取り方法」パラメーターの初期値を「辺の長さを指定」に変更しました。
  • DXF/DWG ファイルの書き出し設定で、「データ形式」の初期値を「2000/LT2000」から「2010/LT2010」に変更しました。
  • DXF/DWG ファイルの読み込みで、"%%nnn" 形式で記述された特殊文字について、ASCII コード以外の Unicode 文字も変換するようにしました。

不具合修正

  • SXF ファイルの読み込みで、弧長寸法の補助線を表示しない場合、基点の座標値に 0,0 以外の無効な値が設定されていると、作成された寸法図形の表示でアプリケーションエラーが起きていました。
  • SXF ファイルの読み込みで、弧長寸法の開始角側の補助線を表示しない設定の場合に終了角側の補助線が正しく表示されない場合がありました。

2021/6/30 バージョン 10.14 を公開

機能追加

  • 「イメージをトリミング」コマンドを追加しました。

改良点・仕様変更

  • 「他のアプリで編集」コマンドで、明るさ、コントラスト、縦横比変更を適用したイメージを編集できるようにしました。
  • 作図部品ウィンドウのサムネイルの表示速度を改善しました。
  • 矢印キーによる画面スクロール中に、画面外の部分も描画するように変更しました。

不具合修正

  • [表示のみ] のレイヤ、部分図上の図形をグレー表示する場合に、イメージ図形が表示されている図面でパンニングを行うと、その後イメージ図形が表示されなくなる場合がありました。(Ver10.10 から)
  • 直列長さ寸法コマンドで、指定した連続する 2 点の X 座標値が同じ場合に、ステータスバーにメッセージが表示されて入力が完了しない場合がありました。(Ver10.10 から)
  • 角度スナップのラバーバンド描画で、フリーズする場合がありました。
  • レイアウト範囲が設定された図面を PDF/SXF/Jww ファイルへ書き出したとき、レイアウト範囲を X 方向も Y 方向も超えるような大きさの図形で、かつレイアウト範囲内に一部見えている状態の図形が変換されていませんでした。
  • Windows 10 バージョン 1809 以降で、PDF ファイルへ「TrueType フォントを埋め込む」設定で書き出したときに、フォントが埋め込まれない場合がありました。
  • RootPro CAD の最新版をチェックしてサーバー接続エラーが表示された場合に、その後アプリケーションエラーが起きていました。
  • その他、細かい修正を行いました。

2021/5/21 バージョン 10.13 を公開

不具合修正

  • イメージ図形が表示されている図面でパンニングを行うと、その後イメージ図形が表示されなくなる場合がありました。(Ver10.10 から)
  • グリッドが表示されている図面でパンニングを行うとエラーが起きる場合がありました。(Ver10.10 から)
  • 移動、複写コマンド等のドラッグ描画が、マウス移動時にちらつくようになっていました。(Ver10.10 から)
  • その他、細かい修正を行いました。

2021/4/16 バージョン 10.12 を公開

不具合修正

  • 分割コマンド実行後に、分割した結果の図形が表示されませんでした。(Ver10.10 から)
  • 文字編集コマンドを起動して文字を直接編集するときに表示されるツールバーに、図形の設定が反映されていない場合がありました。
  • その他、細かい修正を行いました。

2021/4/9 バージョン 10.11 を公開

不具合修正

  • 図面内や線種コンボボックスで、ユーザー定義線種の線ピッチが正しく表示されない場合がありました。(Ver10.10 から)

2021/4/6 バージョン 10.10 を公開

機能追加

  • 図面中のイメージを別のイメージに差し替える「イメージ置換」コマンドを追加しました。
  • 図面中のイメージを他のアプリケーションで編集する「他のアプリで編集」コマンドを追加しました。起動するアプリは、オプションの [ファイル] ページで設定することができます。

改良点・仕様変更

  • 図形数が多い図面の描画処理速度を改善しました。
  • ファイルサイズが大きい図面ファイルの読込処理速度を改善しました。
  • ファイルサイズが大きい DXF/DWG、JW、SXF ファイルの読み込み速度を改善しました。
  • 画面移動、リアルタイムパンの描画速度を改善しました。
  • 大量の図形を選択したときの選択、選択解除の速度を改善しました。
  • 図形数が多い図面で作図編集コマンドを実行したときの図形検索、描画速度を改善しました。
  • コマンドのドラッグ描画速度を改善しました。
  • ビューコントローラーの描画速度を改善しました。
  • レイヤ一覧ウィンドウのサムネイルの表示速度を改善しました。
  • 64bit 版 Windows で 32bit版 RootPro CAD を起動した場合に、確保可能なヒープメモリ容量を 2GB から 4GB に変更しました。
  • 直列、並列、累進寸法コマンドで、「始点」パラメータを「基点の点列」パラメータに切り替えて、第 2 寸法以降の終点も続けて指定できるようにしました。
  • 文章入力ウィンドウで、元に戻す、やり直しを実行できるようにしました。
  • 文章入力ウィンドウの右クリックメニューから、文字履歴を入力できるようにしました。
  • 作図ウィンドウ上の右クリックメニューの「前回のコマンド」「最近のコマンド」に、アドイン、スクリプトコマンドを表示するようにしました。
  • オプションの [ファイル] ページに、異なるバージョン形式で保存するときに確認メッセージを表示するかどうかの設定を追加しました。
  • ユーザー設定ダイアログボックスで、コマンドツールバーの設定画面の UI を変更しました。
  • レイヤ一覧ウィンドウ、作図部品ウィンドウのサムネイルサイズを高解像度に対応しました。
  • イメージ変更コマンドのコマンド名をイメージの色設定に変更しました。
  • DXF/DWG ファイルの読み込みで、マルチテキストを分解しない設定の場合に、段落の揃え書式コードを削除するようにしました。
  • Free 版にバンドルしている E START アプリを最新版に差し替えました。

不具合修正

  • フォントコンボボックスで、インストールされていないフォントの * マークが正しく表示されない場合がありました
  • 編集コマンドで選択図形数が非常に多い場合、すべての図形がドラッグ描画されない場合がありました。
  • その他、細かい修正を行いました。

2021/1/28 バージョン 10.08 を公開

不具合修正

  • 直列寸法、並列寸法、累進寸法コマンドを終了したり、後に続けて他のコマンドを起動したりしたときに、アプリケーションエラーになる場合がありました。 (Ver10.05 から)

2021/1/27 バージョン 10.07 を公開

改良点・仕様変更

  • DXF/DWG ファイルへ書き出したファイルを AutoCAD で開いた場合、画層プロパティでビューポート枠のレイヤを表示させた後にビューポートを移動しても、見えているモデル空間の図形は移動しませんでしたが、枠と一緒に移動するようにしました。
  • DXF/DWG ファイルの読み込みで、マルチテキストの複数行になるものの文字範囲、文字高さ、行間隔の値の計算を変更しました。

不具合修正

  • 並列長さ寸法コマンドで、2 つ目以降の寸法の補助線の長さが正しくない場合がありました。
  • DXF/DWG ファイルへの書き出しで、グループ化されている無限線、または半無限線が部分図レイアウトに配置されていると、エラー (-13) が表示されて書き出しができませんでした。

2020/12/23 バージョン 10.06 を公開

改良点・仕様変更

  • DXF/DWG ファイルの読み込みで、今までは XY 平面に平行ではない円、円弧、楕円、楕円弧は向きを考慮していませんでしたが、見た目に同じになるように連続線に変換するようにしました。

不具合修正

  • 文章ダイアログボックスの「Ctrl + Enter で改行する」設定が保存されず、常に OFF の状態で表示される動作になっていました。(Ver10.05 から)

2020/12/17 バージョン 10.05 を公開

不具合修正

  • ビューコントローラーが表示されていて、用紙内の部分図レイアウトがカレントのときに用紙を削除すると、アプリケーションエラーが起きていました。
  • 文字図形を選択している状態で他の部分図ビュータブをアクティブにすると、アプリケーションエラーが起きていました。
  • サブモニターの位置を変更した場合などで、文章ダイアログがデスクトップ範囲外に表示されて操作できないことがありました。

2020/11/27 バージョン 10.04 を公開

改良点・仕様変更

  • Jww ファイルの読み込みで、SXF 拡張 部分図のブロックを分解した図形以外の図形は、その部分図の部分図レイアウトの配置点を移動させるのではなく、図形自体を用紙の左下から中心方向に移動するようにしました。
  • Jww ファイルの読み込みで、レイヤグループに名前があった場合は番号は付けないようにしました。 また、部分図名はレイヤグループ名と同じにしていましたが、部分図レイアウトを作成したとき前後に付加される文字と同じものがあれば除いたものを部分図名にするように変更しました。
  • Jww ファイルの読み込みで、読み込み設定の [スケールが 1/1 のレイヤグループ 0 は用紙に変換する] がオンで、レイヤグループ 0 に名前があった場合は RootPro CAD の用紙の名前もそのレイヤグループ名にするように変更しました。
  • Jww ファイルへの書き出しで、部分図が SXF 拡張のブロックに変換される場合は、レイヤグループ0に用紙名をセットするようにしました。
  • Jww ファイルへの書き出しで、レイヤ名はレイヤグループ名を付けた名前にしていましたがレイヤ名だけをそのまま使うように変更しました。
  • インストールフォルダにサンプル図面を追加しました。

2020/10/22 バージョン 10.03 を公開

改良点・仕様変更

  • レイヤツリー、部分図ツリーウィンドウのアイコンを、ダークモードで見やすいものに変更しました。
  • 全画面表示を終了するときのキーを「Esc」から「Shift + Esc」に変更しました。

不具合修正

  • レイアウト幅、高さを指定していない文字図形にスケールをかけたとき、文字がレイアウト枠に収まらずに改行される場合がありました。
  • 編集コマンドや交点スナップで、円同士が接する部分の交点を認識しない場合がありました。
  • 結合コマンドで、線分の始点と交点が一致する場合にアプリケーションエラーが起きる場合がありました。
  • 編集コマンドでドラッグ表示中に、UNDO で選択中の図形が削除されるとアプリケーションエラーが起きていました。
  • [部分図を用紙に配置] コマンドで、用紙選択ボックスにスクロールバーが表示される場合にアプリケーションエラーが起きることがありました。
  • DXF/DWG ファイルへの書き出しで、塗りつぶしの中抜きハッチングが書き出せない場合がありました。
  • PDF ファイルへの書き出しで、ハッチングが含まれる場合にアプリケーションエラーが起きる場合がありました。
  • Ver9 から Ver10 にバージョンアップした場合に、ファイルの関連付けが正しく行えない場合がありました。
  • 非管理ユーザーがインストールしたとき、RootPro CAD 初回起動時の移行処理で、インストーラーのウィザードで指定した設定を引き継ぐようにしました。

2020/9/10 バージョン 10.02 を公開

不具合修正

  • 長さ測定コマンドを起動したときのパラメータが、前回使用したコマンドパラメータではなく常に図形パラメータになっていました。
  • コマンド実行中の右クリックメニューで、パラメータの補助入力を選択しても補助入力が実行されませんでした。
  • Ver10.01 でトリムコマンドで図形をクリックしたときに、トリムが実行されない場合がありました。
  • 文字の配置角度によっては、文章編集ウィンドウの余白が狭いために枠線で文字が見えづらい場合がありました。
  • 文章編集ウィンドウで文字設定を変更した場合、文章編集ウィンドウが移動して文字高さが変更される場合がありました。
  • 文字のコマンドツールバーを表示したときに、文字高さにフォーカスが移動する場合がありました。
  • Jww ファイルへの書き出しで、用紙にレイアウト範囲が設定されていてそのレイアウト範囲を覆う状態で作図部品の一部が表示されていた場合に、その作図部品が変換されませんでした。

2020/9/3 バージョン 10.01 を公開

不具合修正

  • ハッチングコマンドの内部点指定に時間がかかる場合がありました。
  • 長さ測定コマンドで、グループ、または作図部品内の図形を選択した場合にアプリケーションエラーが起きていました。
  • トリムコマンドで図形の端点部分をクリックすると、クリックした図形全体が削除される場合がありました。
  • 図形を右クリックしたときのコンテキストメニューとツールバーが重なることがありました。
  • マウスジェスチャー、リングメニューにアドイン、スクリプトコマンドを割り当てたときに、コマンド名が表示されませんでした。
  • ダークモードで、レイヤツリー、部分図ツリーウィンドウにスクロールバーが表示されている場合、レイヤ、部分図をドラッグして移動できない場合がありました。
  • Professional 版の起動時にアプリケーションエラーが起きる場合がありました。

2020/8/25 バージョン 10.00 を公開

機能追加

ダークモード、全画面表示

  • ウィンドウ配色にダークモードを追加しました。オプションの [全般] ページで設定を変更できます。
  • 全画面表示モードを追加しました。ツールバー、ドッキングウィンドウ等を非表示にして最大化表示することで作図領域を最大限に利用できます。[表示] - [全画面表示] メニューから実行できます。
  • 全画面表示で閲覧モードにすると、編集不可のビューワーとして使用できるようになります。

マウスジェスチャー (Professional 版の機能)

  • マウス右ボタンを押しながらドラッグすることで、マウスジェスチャーを実行またはリングメニューを表示できるようになりました。
  • マウスジェスチャーは、マウス右ボタンを押しながら上下左右にドラッグすることで、方向に割り当てられたコマンドを実行することができます。
  • リングメニューは、マウス右ボタンを押しながらドラッグすることでリング形状のメニューを表示して、割り当てられた 8 種類のコマンドを実行することができます。
  • マウスジェスチャー、リングメニューは、Ctrl/Shift/Ctrl+shift キーを押しながら実行することで数多くのコマンドを割り当てることができます。

文章編集ウィンドウ

  • 文章を入力するときに、作図画面上に編集ウィンドウを表示して直接入力できるようになりました。
  • 文章、文字コマンドで、文字範囲の矩形を指定して作成できるようにしました。

作図編集

  • 作図部品配置コマンドで、配置点を指定した後にマウスで角度方向を指定できるようにしました。
  • ハッチング、面積測定コマンドの領域指定で、完全に接続していない領域も検索できるようにしました。作図設定の [領域検索の許容値] の値を大きくするほど領域を見つけやすくなります。
  • 文字図形の設定にワードラップを追加しました。英単語の途中で改行しないように改行位置を自動調整します。

設定

  • 複数図形を選択するときに Shift キーを押しながらクリックするかどうかの設定を追加しました。オプションの [選択] ページで設定できます。
  • 新規図面を作成するときに使用するテンプレートファイルを設定できるようにしました。オプションの [ファイル] ページで設定できます。
  • 図面ファイルを保存するときのバージョン形式を設定できるようにしました。オプションの [ファイル] ページで設定できます。
  • オプションの [表示] ページに、Shift キーを押しながらマウス右ボタンのドラッグで画面移動する設定を追加しました。
  • 文字コマンドツールバーに、文字のフォント、色、高さ、配置基準点を追加しました。
  • ハッチングコマンドツールバーに、ハッチングの種類を追加しました。
  • 文字、ハッチングの右クリック時にコマンドツールバーを一時的に表示するようにしました。

表示

  • 作図部品ウィンドウのサムネイルに、その作図部品が図面中で使用されている数を表示するようにしました。
  • 作図部品ウィンドウに検索ボックスを追加しました。作図部品ウィンドウに表示する作図部品を絞り込むことができます。
  • ビューコントローラの表示範囲設定をファイルに保存するようにしました。
  • ビューコントローラーの表示範囲に名前を設定できるようにしました。

アドイン開発 (Professional 版の機能)

  • RootPro CAD のアドインを開発するツールとして、「Visual Studio 2019/2017/2015」に対応しました。Microsoft が無償で公開している「Visual Studio Community」も使用できます。

API

  • (API) Application、DrawingView クラスに、DrawingViewMouseDown、DrawingViewMouseUp、DrawingViewMouseDoubleClick、DrawingViewMouseMove、DrawingViewMouseWheel、DrawingViewMouseLeave イベントを追加しました。
    イベントデータの DrawingViewMouseEventArgs クラスを追加しました。
  • (API) マウスカーソル、スナップ、表示コマンドラバーバンドを描画するタイミングで発生する DrawingViewDrawTemporary イベントを追加しました。
    イベントデータの DrawingViewDrawTemporaryEventArgs クラスに、DrawPolyline、DrawRectangle、DrawToolTip メソッドを追加しました。
  • (API) ApplicationSettings クラスに、EnableMouseDragPanning、EnableGesture、GestureMode、ShowMouseGestureTrace、MouseGestureTraceColor、EnableInPlaceTextEditor、EnableMultipleSelection、FullScreen、ViewerMode、NewDocumentTemplate、SaveFileFormat プロパティを追加しました。
  • (API) Document クラスに、条件選択を取得、設定するための SelectionFilter プロパティを追加しました。
    レイヤ、部分図、色、線種、線幅、属性の各条件選択の項目を表す LayerFilterDictionary、DrawingFilterDictionary、ColorFilterDictionary、LinetypeFilterDictionary、LinewidthFilterDictionary、AttributeFilterDictionary クラスを追加しました。
  • (API) DrawingView クラスに、ClientRectangle、ClientSize、MouseButtons、ModifierKeys、IsMouseOver、IsPanning、IsInPlaceTextEditing、IsGestureStarted、IsOleInPlaceActive プロパティを追加しました。
    ZoomIn、ZoomOut、ZoomPaper、BeginPanning、PanView、EndPanning、TransformPointWorldToClient、TransformPointClientToWorld、PointToClient、PointToScreen、ShowContextMenu、Invalidate メソッドを追加しました。
  • (API) ColorItem、LinetypeItem、LinewidthItem クラスに、IsInUse プロパティを追加しました。
  • (API) Layer クラスに、MoveLayer メソッドを追加しました
  • (API) CommandManager クラスに、LastCommand プロパティを追加しました。
  • (API) Document クラスに、RegionGapTolerance プロパティを追加しました。
  • (API) ShapeFactory クラスに、完全に閉じていない図形を領域とみなすための許容値を指定する CreateHatch、CreateRegion メソッドを追加しました。

仕様変更/改良点

作図編集

  • 2 線分角度の補助入力で、2 つの図形を指定して図形間の角度を入力できるようにしました。
  • 文字編集コマンドで、複数の図形を選択してまとめて編集できるようにしました。
  • 長さ測定コマンドで、複数の図形を選択して合計の長さを測定できるようにしました。
  • 作図設定に、読み込み・保存ボタンを追加しました。設定をテンプレートに保存して他の図面で使用したり、テンプレートから設定を読み込むことができます。
  • イメージ、OLE オブジェクトを選択したときに、図面の最前面に表示しないようにしました。
  • 角度スナップ、グリッドスナップの両方が有効な場合、スナップボックス内にグリッド点があるとき合はグリッド点にスナップするようにしました

設定

  • 線種テーブル、線幅テーブルで、図面や設定で使用されているアイテムに「*」マークを表示するようにしました。
  • オプションの [入力] ページにあった拡大縮小の設定を [表示] ページに移動しました。
  • 印刷範囲が全図形範囲の場合、表示されない図形は範囲に含めないようにしました。

互換性

ファイル

  • Ver10 の機能強化に伴い、図面ファイルのファイル形式を変更しました。
    Ver9 以前の図面ファイルは、Ver10 でそのまま開くことができます。
    Ver10 で保存した図面ファイルを 旧バージョン (Ver9 ~ Ver3) で開けるようにするには、[名前を付けて保存] ダイアログボックスの [ファイルの種類] で、「RootPro CAD VerX 図面ファイル (*.rpcd)」(X:バージョン番号) を選択してから保存する必要があります。

アドイン

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