日影図

建物の高さに対してできる影の様子を日影図として表すことができます。建物のある緯度と調べたい季節を選ぶことで、自動的に影の形を描きます。
このアドインは、RootPro CAD Ver9 以降に対応しています。

アドインのインストール方法
アドインをインストールする手順は、以下のページをご覧ください。
  アドインの使い方 (Ver9 の場合)

 

■ 日影図アドインの実行方法

  • アドインをインストールすると、日影図のドッキングウィンドウが表示されます。
  • 日影図ウィンドウの [使い方] をクリックすると、日影図アドインの使い方が書かれた図面ファイルが開かれます。
  • 日影図ウィンドウを閉じた後に再度表示したい場合は、[表示] - [ユーザー定義ウィンドウ] メニューから表示できます。

 

 

■ 日影図の作成手順

  1. 建物を真上から見た図を線で描きます。

    連続線で描いた場合は線に分解してください。線の端点は他の線と繋がるように描きます。
    このアドインではm単位の入力をします。
    作図する部分図は、用紙上に1/200などの適度なスケールを設定して配置してください。

  2. 高さを設定します。
    [日影図]ウィンドウにある[高さ]ボタンをクリックして、1.で作図した線の端点をクリックすることで高さを設定されます。

    高さの値は、[高さ]ボタンの隣に入力した値で設定されます。実際には線に高さが設定されるのではなく、この時配置される文字に日影図用の高さであることを表す属性がセットされます。この文字の配置点は線の端点と一致するように配置されます。

  3. 北方向の角度を決めます。
    北の方向を表す線を描いた後、[真北]ボタンをクリックして、その線の北側をクリックします。角度が自動的に文字で描画されます。

  4. [緯度]を入力して、[季節]を選びます。
    [季節]で「任意時期」を選んだ場合は、理科年表の視赤緯などから該当日の値(度単位)を求め入力してください。

  5. 等時日影図を作成します。
    「等時日影図」の[1 時間毎]ボタンをクリックします。デフォルトでは8時~16時の各時刻(真太陽時)における建物の日影の形が作図されまます。[測定時間]で「9時~15時」を選ぶこともできます。作図される線はカレントのレイヤに作図されます。高さを表す文字が、[表示のみ]のレイヤにある場合、その文字は日影図の作成処理の対象になりません。時間を表す文字の設定は文字の既定値を元にしているので、予め既定値を変えておくと大きさや色も変わります。「30 分毎」ボタンでは30ごとの、「時間指定」ボタンでは指定した時間の日影が作図されます。
    ※この処理の元となる数値は「影倍率表」や「日影長さ表」で確認できます。

その他
[影倍率表]、[日影長さ表]、[方位角倍率図]ボタンも[日影図]ウィンドウに入力している値を元に各表や図を自動的に作成します。文字の大きさやフォント、色、線の各設定は、文字と線の既定値に従います。

 

■ 補足

  • 異なる高さを設定する場合、対象とする線はレイヤを分けておく必要があります。高さを設定する線はカレントのレイヤに描いておきます。
    日影図を作成する際には、線と同じレイヤの高さ文字の値がその線の高さとして使われます。
  • 高さを設定するとき、すでにカレントレイヤに高さ文字が同じ場所にあった場合は元の高さ文字は削除されます。
  • レイヤグループ名とレイヤ名の先頭に"#lv 5.0"など#lvと数字があった場合、基準高さとして扱うことができます。
    その場合、レイヤグループ、レイヤ、高さ文字の合計値が高さとして計算されます。レイヤグループは1階層まで有効です。
  • 地盤面から浮いた(オーバーハング)状態のものは高さの文字を,(カンマ)で区切り「建物高さ,基点高さ」の順で入力します。

 

■ このアドインで日影図を作成する場合の制限事項

  • 全ての部分図レイアウトは同じ配置点とスケールであることが必要です。また配置角度は0度にします。
  • 高さ文字のある、ひとつの部分図はひとつの用紙にのみ部分図レイアウトとして配置します。

 

ダウンロードサイズ
(Ver9用) C# 版 : RCAddInShadowDrawingCS9.zip650.43 KB